電波を初送信! 無線女子のオペレート勉強会
初めて無線する人へワンポイント・アドバイス
高橋さんが参加した女子たちに説明してくださったアドバイスを示します.
こういう丁寧なアドバイスは,初心者にはすごく助かる情報です.
● 日頃から他局の交信をワッチ(傍受)して,交信の大体の流れをつかんでおく.
● 初めて交信をするときは,CQを出している局を探して呼ぶ.または,知り合いに頼んで自分を呼んでもらう.いきなりCQは出さない.
● 相手のコールサインが聞き取れないときは,何度でも聞き直す.あいまいなままではダメ.
● 自分のコールサインが相手に取ってもらえないときは,フォネティック・コードを使って,ゆっくりと何回も繰り返す.例えば「T」が取ってもらえないときは,「T タンゴ」「T トウキョウ」などいろいろな言い方で伝える.
● コールサインの交換が終わったら,時間(Starting Time)を確認して記入する.うっかり忘れないように.
● 相手の出方次第ですが,一般的に自分の名前を伝える.
● レポートと運用場所は必要なので,忘れないうちに伝える.運用に慣れるまでは,よく聞こえる局を探しレポートは59を送るようにする.
● QSLカードが欲しい人,いらない人とさまざまなので,相手に任せる.多くの場合は「JARL経由でのご交換をお願いします」と言われるので,「こちらからもJARL経由でのご交換をお願いします」と答える.
● 交信の終わり方は「今日はどうもありがとうございました.73(相手が男性の場合)さようなら」.女性同士の場合は33なのだが言っている人はあまりいないので,「ありがとうございました.さようなら」が無難である.その後,相手が同じようなことを言ってきたときは「失礼します」「さようなら」と短い言葉を返して終わりにする.
● 交信は一方通行なので「どうぞ」で送信と受信を切り替える.そのため,話が終わったら「どうぞ」を忘れないようにする.
● 分からないときは「始めたばかりで,戸惑っています.教えてください」と言ってしまう.親切に教えてくれる場合が多い.
● 雑談をしながら,相手が長く話したいのか早めに切りたいのか,個人情報はどこまでOKなのかを察する.相手の気持ちを気遣いながら会話する.
● アマチュア無線特有の話し方があるが,相手が気分を害する場合があるので,知らない人には使わない.
● 話しているのは1人だが,何百人も聞いていることを絶えず認識する.
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