お知らせ

2019年05月22日

CQ ham radio編集部

南極にいる隊員と交信! JA1RLこどもの日特別運用

 5月5日,第3級または第4級のアマチュア無線技士の免許を持つ9名の子どもたちが,南極昭和基地に開設されたアマチュア無線局8J1RLとの交信にチャレンジするため,JARL事務局(東京都豊島区)に集まりました.

 髙尾JARL会長の挨拶に続き,南極OB会アマチュア無線クラブのJH7JCX 氏家さんから,南極での生活についてお話しいただきました.子どもたちは興味津々のようで,
 「南極の生活で一番大変なことは?」,
 「歯が痛くなったらどうするの?」,
 「南極では日本の法律が適用されるの?」
などの質問も活発に発せられました.

 

 

 南極との交信は,21MHzのコンディションが悪く厳しい状況でしたが,少しずつコンディションが上がり,50W出力にて7人が,10W出力にて2人が無事に交信できました.

 

 最後に髙尾JARL会長が手作りしている,スペシャルな交信証明書が一人一人に手渡されました.

 QSLカードは隊員が帰国してからの発送となるため,子どもたちに届くのは約1年後の予定とのことです.  

 後日,5月5日~6日の昭和基地の様子の写真をいただきました.雪の中,鯉のぼりが見えますね.

提供;南極地域観測隊

 

提供;南極地域観測隊

 

提供;南極地域観測隊

 

 

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